熵増と死#
この世界のすべてのものは、まるで転がる石のように、より深い谷底が存在する限り、転がり続けます。これらのものは運動しているように見えますが、実際には死と同じです。これが物質の世界です。すべては決まった目標に向かって進み、より物質的になり、より完全に死ぬために動いています。
自然界で起こっているすべてのことは、それが行われている世界のエントロピーの増加を意味しています。したがって、生命有機体はエントロピーを増加させ続け、エントロピーの危険な状態である最大値に近づく傾向があります。それが死です。- 秩序、無秩序、エントロピー・E. シュレディンガー
熱力学の法則を学んだとき、エントロピーの増加に驚かされました。かつて、宇宙の不思議 Wonders of the Universe (2011)というドキュメンタリーを見たことがあります。それは、星が消滅した後、宇宙は星の墓場となり、光が消え、永遠の闇に包まれるというものでした。
その時、私は何か超越的なものを感じました。宇宙も破滅の結末に向かっているのに、人間はどうなのでしょうか？成績が悪くても何の問題もありませんよね？一気に暗い気持ちが消えました。私は考えました、すべてが破滅したとき、永遠に何が残るのでしょうか？
世界の変数#
人間の意志#
しかし、この世界で唯一侵食されない力は神の力だけです。それが信仰です。
一般の人々の多くは信仰とは関係ありません。私は信仰を持っていません、私が持っているのは信念だけです。私はこの世界に最も神秘的な暗号があると信じています。私はこの世界に最高の指導があると信じています。
私は世界の一部として、生き生きとした人間として、私の思考の存在自体が追求に値するもの、追求するべきものがあることを教えてくれます。人間の意志、人間の精神です。
人間の創造#
人間はエネルギーを利用してエントロピーを減少させます。自分自身のエネルギーの利用方法を革新するために科学の発見を行います。それができるからこそ、人々は人間同士の闘技場に陥る必要はありません。私たちの文明はエネルギーに頼っているのではなく、創造とエネルギーの利用能力の向上に頼っています。これはすべて革新と人間の創造によって成り立っています。
創造には自由が必要です。人間性への尊重、個々の生命への尊重が必要です。個々の強さが必要です。文明の継続には生命力が必要です。自然そのものとの闘いが必要です。それが強力な個体であることです。まさにニーチェが言うような強者です。
[[2020-06-06]]
抗争の意義#
抗争とは自由であること#
個体が強くなければ、自由はありません。自由な制度はその時は最も反自由なものです。自由には永遠の抗争が必要です。政府に対抗するだけでなく、自然に対抗し、エントロピーの増加に対抗する必要があります。無料の教育、食事、良好な市民福祉は、家畜を飼いならす手段に過ぎません。その結果、生命本能が衰退します。
私たちは、飼われた人々が長く自由を持ち続けることは想像しにくいです。それは家畜の行動です。多くの人々が西洋の高福祉を使って人々に民主主義の利点を説くことは大きな間違いです。前述のように、他人の家に住んで安心感を感じることはありませんし、他人の食べ物を食べて尊厳を感じることはありません。
だから自由は単なる表面的なものであり、自由を追求する価値がないと言っているのではありません。自由は抗争によってのみ実現されるものであり、それが自由の意義です。それは一種の状態であり、民主主義の飾り物ではありません。
しかし、創造するために、生命の継続のために、人々は暴政に抵抗しなければなりません。暴政は人間性を抑圧し、人々を家畜のように飼いならすものです。彼らは既に機械と化し、虫が文明を食い尽くしています。抗争しなければなりません。障害を取り除き、彼ら自身を発見し、創造の中で自己を見つける必要があります。そして、文明は創造によってエネルギーの取得方法を変え、存続し続けます。[[2020-06-06]]
抗争とは善であること#
善とは、より多くの生命が破滅とこの世界の究極の運命と戦うことができることです。
世界は必ず破滅しますが、その破滅は人間の意識にとっては遠いものです。神々の存在は人々に困難と戦う信念を与えるためです。人々は常にこの信念と信仰に頼って生き続けています。だから神（信仰）は人々を救うでしょう。
しかし、この世界が最終的に衰退するかどうかは関係ありません、抗争を認めなければなりません。破滅と戦わなければなりません。
魔道は生命同士の矛盾に着目し、互いに闘い続けさせます。神道（正道）は生命を一つにし、破滅と戦うために共に戦います。
破滅の方法#
最も神秘的で堕落が交錯するのは、一生の堕落を楽しむか、一生の信仰を追求するか、という選択です。個人の堕落と信仰の前に、どちらを選ぶでしょうか？
それは言い難いです。
最高の欲望の引力には誰も抵抗できません。精神は物質に依存しなければなりません。だから人は堕落することができます。しかし、堕落は信仰から遠く離れません。
最終的には、私たちがこの指針を追求するかどうか、正道を歩むかどうかが決まります。
この記事は、"魔道灭，神道生" を基に、2020 年 6 月 6 日の早朝に電子書籍の小冊子で感じたエントロピーの観察を統合して再構築されました。[[2024-02-05]]